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「はぁ……。」
ベッドに横になっている少年式森和樹は3人から聞かされた話しの事で悩んでいた。
それは少し前の事……
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「ねぇ、和樹。ちょっといいかしら?」
「はい、良いですけど。3人揃ってどうしたんですか?」
「大事な話があってね。」
その言葉と共に、3人の顔つきが真剣になった。
「何ですか、話って?」
「実は、来週のクリスマスに私達の中から1人選んで欲しいのよ。」
その真剣な面持ちに、和樹は思わず「はい……。」と頷いていた。
「それじゃあよろしくね和樹。あっ、それと和樹が本当に好きな人なら私達の中からじゃなくてもいいから。」
と玖里子は去り際にそう言った。
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