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「僕の好きな人……か。」
(僕の好きな人は誰だろう?)
(本当は分かっているんだろう?)
心の中のもう1人の僕が僕に語りかけてきた。
(うん。本当は分かっているんだ。でも……)
(でも、何だ?)
(選ばれなかった人はどうなるんだ?)
(そんなこと、彼女達はとっくに覚悟ができている。なら、自分の気持ちに素直になることが大切なんじゃないのか?)
(うん、そうだね。分かった僕も覚悟を決めるよ。)
(頑張れよ……。)
そう言うともう1人の僕は消えていった。
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