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「基本的に授業は主が見つからない騎士も一緒なんだが合同授業は出ないで特別授業があったな
見つかれば補習や課題の毎日が待ってる」
補習や課題辺りではげんなりとした顔になっていて先ほどまでとはかなり違う顔になっていた。
4人がしばらく雑談をしていると一人の青年が入ってきて4人に声をかけた。
「君たち、もうすぐ授業が始まるから早く戻らないと先生たちが怒るかもしれないよ」
と優しく言うと幸孝だけがゲッと小さく呟き一颯たちは誰か解らないという顔になっていて、すぐに何かが暴れるような足音が聞こえてガラッと勢いよく扉が開き蒼樹が入ってきて
「……お前は、また勝手に理事長室から逃げたな?
仕事たまってんだから早く戻れよな!」
怒りで震えるように抑えるようにいうと一颯たちに気がつき、
「コラ、お前等も早く戻らないと遅れるぞ」
そういうのと同時にチャイムが鳴り出したのを聞いた4人は慌ててそれぞれの教室に走って行った。
4人を見送った章崇と蒼樹は机の上にアルバムを見て懐かしそうに一枚の写真に手を置きすぐにアルバムを元の位置に戻して図書室を後にした。
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