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海に行く日がやって来た。 朝から陽射しが強くて絶好の海水浴日和で駅で待ち合わせして電車に乗った。 荒川海岸駅で下車し海岸までは徒歩5分。 改札口は海水浴に行く人達でいっぱいで混雑していた。 離れないようくっついて行動しても油断をするとすぐにはぐれてしまいそう。 後ろからは人が押してくるは、改札口を通るのにも一苦労。改札口を出たら出たで誰かに足を踏まれ…。 有紀 『痛っ!』 ??? 『あっ、すみません…。』 相手の男性は申し訳なさそうに謝ってきた。 男性は誰もが認めそうなイケメン。 思わずドキッとしたがすぐに言葉を返した。 有紀 『いいえ。』 男性はペコッと頭を下げていなくなった。 そしてこの出会いが私たち3人の恋の始まりのきっかけに繋がっていく。  
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