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頭のなかになにか晴れない靄がある これは時折薄くなって、 そんな時はなにもかもが 輝いているようにも 掛け替えのないもののようにも 思える…… 今、私の頭の靄がどのくらいなのか 多分、誰にもわからない わからなくて それは当たり前のこと だから、人は会話をする 擦れ違っても なかなか理解が得られなくても 喧嘩になっても それでも…… 理解して欲しいなんて 言えない これは私の頭の中の靄だから 雲の原は晴れている そこで会いたいのに
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