時次
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「何やってんだてめぇ!!!」 耳に、がなるような声が響く。 振り返ると、時次がいた。 憤怒の形相でこちらを見据え、近付いてくる。 震えて、動けなかった。 時次は廉を強引に柵の内側に薙ぎ倒し、顔を一発殴った。 「何やってんだよ・・・馬鹿野郎!!!」 もう一発顔面を殴る。
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