時次

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「君が他人に恨み持たれるような人間じゃないことなんかわかってんだよ!そうさ、あいつらは君が邪魔なんだ!いままで通り僕を痛めつけようとしても、僕を守ってくれる君が邪魔だったんだ!君のおかげで、僕達はクラスの中心人物だ!みんな、僕達を信頼してくれているし、僕達がみんなに危害を加えないことも知ってる!!!だから・・・君と僕が何かやらかせば、もう誰も僕達を信じなくなる、そう思ってあの事件を起こしたんだ!結果は大成功さ、今や僕は教師に目をつけられた不良さ!教師の名誉を傷つける『お荷物』なんだよ!!!」 「じゃあ何だ!それで終わりかよ!?俺がお前を見捨てれば、お前は元通りの生活さ!毎日水ぶっかけられて、殴られて・・・そんなもん見てらんねぇよ!!!俺が何もできずにお前だけが苦しむのなんか、見ていられるわけないだろうが!!!」 なおも時次は吼える。 「お前が殴られたら、俺が殴り返してやる!お前に罵詈雑言浴びせる奴がいたら、俺がそいつの弱みを徹底的に炙り出して、ばら撒いてやる!!!いつも、そうだったじゃねーか!俺達、いつでも、いつだって、助け合う仲間だったじゃねーか!!!」 「時次・・・」
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