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「時次・・・ありがとう。」
廉が静かに、口を開く。
「自分を見失ってた。この先やってくことが怖かった。」
「だからすごい嬉しかった。僕を止めてくれて。もう、恐れることは・・・ないんだよな。」
「あぁ、俺達はいつだって仲間だ。親友だ!」
そして時次は両腕を空に伸ばして深呼吸すると、声を張り上げて言った。
「私、藤内時次はここに宣誓する!我が生涯の友、氷川廉と共に、永久の友情を貫き通し、助け合って生きていくことを誓う!!!」
廉も晴れやかな表情でならった。
「同じく氷川廉も宣誓する。我が人生の救世主たる藤内時次と共に、永久の友情を貫き通すことを誓う!!!」
恥ずかしい位クサイセリフで、二人は固く誓い合った。
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