出会い

4/7
前へ
/141ページ
次へ
それから勇次とはパチンコいったり、遊んだりして 俺のツレとも馴染んでいくのも早かった。  夏休みに入って、俺は運送屋のアルバイトをしていて、夕方飯を食べに家に帰っていた時に、オマエに初めて出会ったんだったな。  俺がチャリで走っていると勇次とオマエが、作業着でいたんだ。  『おぅ 勇次 バイトか? その子だれなん?』  『三郎知らんかったかな… わいの弟の誠二じゃわ 可愛いがってやって』  『弟がおったんか 知らんかったわ。で、歳なんぼな?』そしたらオマエは、カチコチになって、引きつった作り笑顔で、  『誠二です。中2です』 っていったよなぁ。俺 マジで笑ったから。
/141ページ

最初のコメントを投稿しよう!

185人が本棚に入れています
本棚に追加