三本足のリカちゃん

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『ま、まさか…』 男は恐る恐る人形を手に取る。 『ギャハハハハ!』 人形が笑った。 男は血の気が引いた。 『あたし、呪われているの!』 リカちゃん人形がそう言った。 男は人形をトイレに捨てると一目散に逃げた。 しかし、あのリカちゃん人形の声が耳から離れない。 『あたし、呪われているの。呪われているの呪われているの呪われているの呪われているの呪われているの呪われているの呪われているの呪われているの呪われているの呪われているの呪われているの呪われているの呪われているの呪われているの』 男は堪えられなくなり自分の耳を引きちぎった。
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