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夕食も終わり良介は部屋に戻り机の前に座った。
とりあえず机の上に学校でもらった作文用紙と筆箱をおく。
ダメだ。
浮かばない。
机の前に座れば少しは書けるかと思ったけど無駄に終わった。
めんどくせー。
凛子は良介の部屋をノックした。
凛子 『良ちゃん、入るよ?』
良介 『何?』
凛子 『良ちゃんもナスカの地上絵にまつわる物語作らなきゃいけないんでしょ?』
良介 『凛子も宿題出されたのか?』
凛子 『うん。』
良介 『それで出来たのか?』
凛子 『まだだよ。』
良介 『明日学校休みだから明日ゆっくり考えるよ。』
凛子 『頑張ってね。』
部屋を出た。
あいつは書ける。
俺と違って頭がいい。
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