夢(竜二)

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「約束したじゃないか!毎年一緒に来ようって」    俺達は恋人同士だった。    月明かりに照らされ瞳から頬を伝いそっとこぼれ落ちる真っさらな涙に震えながら、君は小さく呟いた。   「ごめんね……    竜ちゃん……」        「どうして? わかんないよ!」       どおして……    どおして……    
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