出会い

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のんびりとする彼に仕事は大丈夫なのかと聞くと、彼は 「あ、やばぃ連絡するの忘れてた!」 と言って慌てて携帯をとりだし、電車で乗り過ごしたので遅れますと頭をぺこぺこしながら電話をした。 やっぱり仕事があるんだ、と思い、少しがっかりもしたが当然だと思った。 これからはお金を節約しなければならなぃ。だからご飯をおごってもらっただけ。それだけ。 人に頼るのではなく、人を利用するくらいにならないと生きてはいけない。 誰かに聞いたわけはないがそう思う。誰にも間違っているなんて綺麗事は言わせない。
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