第二話「復讐」

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―所長室― 「Guard-E班、三十五名の隊員のうち、死亡者は三十二名、他の三名は重軽傷です」 眼鏡をかけた男が冷静に言った 「…そうか…ついに下級の隊では倒せなくなるレベルになってきたか…」 「そのようですね…」 「しかし…何故だ。ライダーシステムを使ったんじゃないのか?」 所長らしき男が手を組み言った 「それが…適格者が死亡しまして…」 「なるほど…まぁ、いい…こちらには山程、駒がある…」 所長らしき男が手を伸ばし分厚い書類を取る 「次は…そう言えば、ベルトはどうした?」 「ベルトは…見つかりませんでした…」 「何だと…?B班とC班に捜索させろ。ソウルイーターが出たら、A班と近藤を出せ」 「そんな…良いんですか!?」 「構わん…」
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