136人が本棚に入れています
本棚に追加
―所長室―
「Guard-E班、三十五名の隊員のうち、死亡者は三十二名、他の三名は重軽傷です」
眼鏡をかけた男が冷静に言った
「…そうか…ついに下級の隊では倒せなくなるレベルになってきたか…」
「そのようですね…」
「しかし…何故だ。ライダーシステムを使ったんじゃないのか?」
所長らしき男が手を組み言った
「それが…適格者が死亡しまして…」
「なるほど…まぁ、いい…こちらには山程、駒がある…」
所長らしき男が手を伸ばし分厚い書類を取る
「次は…そう言えば、ベルトはどうした?」
「ベルトは…見つかりませんでした…」
「何だと…?B班とC班に捜索させろ。ソウルイーターが出たら、A班と近藤を出せ」
「そんな…良いんですか!?」
「構わん…」
最初のコメントを投稿しよう!