136人が本棚に入れています
本棚に追加
「吉永さん…」
大野が上司の吉永からもらった資料に目を通しながら話し掛ける
「なんだ?」
「ソウルイーターってどんなのですか?」
大野の質問に吉永が飽きれる
「お前…それでもGuardの職員か?」
「だって、俺達みたいに情報収集課は実際、見て無いんですよ?」
「まぁ、確かにな…だが、俺は一時期戦闘部隊に所属していたが…生きて帰れた事が不思議だ…」
吉永が静かに噛み締めるように言った
「そんなに凄いんですか…?」
「まぁな…そういや、お前、今から暇か?」
「あ…す、すいません…今から知り合いと出掛けるんで…」
大野は頭を掻いて言う
「そうか、じゃあ、また今度の休みにな」
「はい、じゃあ、俺はここで」
そう言うと大野は一礼し走り出した…
最初のコメントを投稿しよう!