第一話「親友」

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「吉永さん…」 大野が上司の吉永からもらった資料に目を通しながら話し掛ける 「なんだ?」 「ソウルイーターってどんなのですか?」 大野の質問に吉永が飽きれる 「お前…それでもGuardの職員か?」 「だって、俺達みたいに情報収集課は実際、見て無いんですよ?」 「まぁ、確かにな…だが、俺は一時期戦闘部隊に所属していたが…生きて帰れた事が不思議だ…」 吉永が静かに噛み締めるように言った 「そんなに凄いんですか…?」 「まぁな…そういや、お前、今から暇か?」 「あ…す、すいません…今から知り合いと出掛けるんで…」 大野は頭を掻いて言う 「そうか、じゃあ、また今度の休みにな」 「はい、じゃあ、俺はここで」 そう言うと大野は一礼し走り出した…
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