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―夜―
「悪い、待たせたな!」
大野が男に苦笑いしながら話し掛けた
「あぁ、別にいいよ」
男は笑って言う
「それより、話ってなんだ?祐介」
大野が木村 祐介に対して問い掛ける
「まぁまぁ、急かすなよ。取り敢えず、店の中に入ろう」
二人は店に入る
「で、どうした?」
「あぁ、実はな…俺、選ばれたんだ…」
「…何に?…まさか、Guardの新しい…」
「そう…ライダーシステムのな」
「凄いじゃねえか!だって―」
と大野が続けようとしたが
「おい!あんまり、大きい声出すなって!」
木村が焦りながら言う
「ホントはお前にも秘密なんだ。親友だから言ってんだ」
「はは…悪いな」
「まぁ…嬉しいな…努力が報われた訳だし…」
木村が笑って言う
「良かったな…ホントに…」
大野が笑って言った…
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