第一話「親友」

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―数時間後― 「あー、ホントに暇だ…」 大野が呟いた その時だった― 「あ…電話だ…」 大野が電話に出る 相手は吉永だった 『大野!大変だ!ソウルイーターが出たらしい!今すぐ、Guardの本部に来い!』 「は、はい!」 大野は白いエプロンを脱ぎ机においた 「あ…大野くん、仕事?」 「はい、すいません!今泉さん!また帰ってくるんで!」 そう言って大野は店を飛び出した 大野がバイクに跨がり本部に向かって走り出した が― すぐに大野はバイクから降りた 降りたと言うより降りざるを得なかった そこには、見た事もない生物がいたからだった 大野は吉永に電話をかけた 「吉永さん、例の奴、見つけました―」
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