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大野は異形な生物を見て、動きが止まった
辺りには四、五人の被害にあった人々の無残な姿があった
蜘蛛の形をしたソウルイーターは次の標的に大野を選んでいた
既に大野は蜘蛛の巣にかかっていたからだった
蜘蛛のソウルイーターは徐々に大野に近付く
その時だった
「撃て!」
その声と共に黒い武装集団の銃撃が始まる
蜘蛛のソウルイーターはその攻撃を受けあっけなく倒れた
「大丈夫か!勇樹!」
木村はヘルメットを脱ぎ、言った
「あ…あぁ、助かった…」
大野は安堵し、その場にすくんだ
しかし、次の瞬間、再び恐怖が訪れた…
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