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「な…なんだ…これ…」
大野とGuardの武装集団の前には大量の蜘蛛のソウルイーターがいた
「そ…そんな…」
大野は恐怖で動く事すら出来なかった
「クソッ!撃て!撃てーッ!」
木村の合図で集団は撃ち続ける
蜘蛛のソウルイーター達の大半はそれで倒れたが、残りの数匹は倒れなかった
「ベルトはまだか!」
木村が撃ちながら叫ぶ
「まだ届きません!」
隊員の一人が答える
そして、絶望的な状況が続いた次の瞬間だった
「うわあああッ!」
蜘蛛のソウルイーター達が動き出した
一人、また、一人と武装集団を攻撃して行く
武装集団はまるで葉の様に吹き飛ぶ
その中で木村のベルトが到着し、木村がそれを使おうとした時だった
ソウルイーターは大野にも襲いかかっていた
大野は避けられず―
死んだ筈だった
が、そこには大野を庇った木村の姿があった…
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