プロローグ

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  ――あたしはあいつが放っておけなかった 小さい頃、秀司はよくいじめられていた いじめっていっても殴ったり蹴ったりの暴力なんかじゃなくて、ちょっと馬鹿にされたり、からかわれてただけ でも、あたしは幼なじみとして情けなくて、その日から秀司を立派な男の子にしようと あたしの犬として、一緒に歩んできた ――ううん、それだけじゃなくて…
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