スプートニク2号

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 彼女とは、研究所の一室で出会った。  私に対して怯えもせず、頭を撫でてやると喜んだようなそぶりを見せる。  でも私は知っていた。いずれ彼女は宇宙船に乗せられ、果てない宇宙へ送らされていくことを。
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