記憶

3/10
前へ
/131ページ
次へ
何かしていてもいつのまにか意識が飛んでしまうようになっていた… 「結衣どうした?」 「…」 この人は誰? 目の前の人が誰だか分からなくなる事があった 「俺がわからないのか?結衣?」 目の前の人は悲しげに私を見つめていた… そして抱き締める… 暖かくて抵抗もせずに私は抱き締められていた… いつのまにか涙が溢れ出す 「柊…ちゃん…」 「結衣?わかるか?」 私はうなずく 「また俺を忘れてた」
/131ページ

最初のコメントを投稿しよう!

157人が本棚に入れています
本棚に追加