5/13
前へ
/131ページ
次へ
「結衣、ありがとう」 柊ちゃんはとても喜んでいた。 愛しそうに、お腹を撫ぜてくれる。 「天使が戻って来たんだね」 「ああ。絶対に結衣とこの子を幸せにするから」 じっと柊ちゃんに見つめられる。 「俺について来てくれますか?」 嬉しかった。 本当に私は、この人に愛されていた。 もう… 自分から逃げたりしない 柊ちゃんの笑顔がみたいから… 「はい…柊ちゃんを信じてついてきます」
/131ページ

最初のコメントを投稿しよう!

157人が本棚に入れています
本棚に追加