序章

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俺、武藤 昌(むとう あきら)は、小さい時からイジメに合っていた。 最初はただ、仲間外れにされた。 でも、徐々にエスカレートしていき、保育園の先生までもが、その園児の肩を持ち…俺の話など、微塵も聞いてはくれなかった。 『武藤くんは、一人が好きみたいだから、みんなは武藤くん残して遊びに行こうね』 そう、たとえ…相手が悪くても先生の間違いでも、だ。 小さいながらも、心に少なからず傷を負ったが、一人ぼっちででも頑張って卒業した。
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