序章

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そう。 個室トイレに閉じ込め、上から水をかける。 しかも、汚水。 汚れた雑巾などを洗った汚い水。 ビショビショになった俺を、楽しそうに笑う。 何が楽しいのか、そんなの…分からない。 ある日は、上履きに画鋲と噛み終わったガム。 近くでその上履きを今か、今かと楽しみに覗き込む、悪趣味な奴。 俺が踏むのを楽しそうに、ニタニタ笑ってる。 しかも、携帯を構えていて…上履きを履いて痛がる俺を撮るつもりのようだ。
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