とある日

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ルンルン気分を絵に描いた様子で10分自転車を走らせると学校についた。 2-3の教室にはいるといつも通り机につく。   朱華のclassでのポジションは ちょっと地味目の図書委員。友達は多い方ではないけど誰とでも仲良くなれるタイプだ。   「あーちゃん!おーはよっ。」 突然背後から抱きついてきたのは 「…尚(ナオ)」 彼女は数少ない朱華の親友である刑部尚(オサカベナオ)。見た目は切れ長の目に大きな黒い瞳が印象的な贔屓目にみると美人さん、贔屓目に見なくても美人。   そんな彼女は完璧な容姿を持ちながらなぜかしら誰とも付き合ってないし、あまりモテない。 それには悲しい理由があった。
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