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い、嫌だ…
何でこんなことするの?
ねえ、教えてよ
腰を撫で回す男らしい掌
口腔を犯す熱い舌
足の間に入り込み淫靡な音を出し続ける口唇
全部…全部…嘘であってほしい
「綺麗だよ」
「すっごく可愛い」
耳元で何度となく囁かれる甘い言葉
同じ男にこんな屈辱的な行為
それでも従順に応えてしまう身体に嫌悪さえ抱いた。
「…ヤバい…俺、もう…」
「ダ、メ…お願いだ…から…ま、待って」
吐き出される体温に身震いすると恍惚の表情をした彼と視線が絡む
すべてがまるで囚われているよう
「綺麗だよ、俺たちだけの渉」
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