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友達の声
そして数日がたった。あれから警察の事情徴収が続いた。「人を落とした奴をみなったか?」「なぜ逃げた?」家の周りの人達は変な目で自分を見る…「こっちは最悪な目にあってんのに💢」「はぁ~💨家に帰って寝るかぁ」だが、あれから毎晩変な夢を見るのだ。真っ白な草原で死んだ友達が何も言わずにこちらを見ながら近づいてくるのだ。俺はその死んだ時、何もしていなかったのだが友達に謝り続ける「ごめんな、ごめんな」友達は俺を上から見下ろすと(にっ)と笑うのだ。その笑いは冷たく殺人犯が人を殺す前に見せる笑みに似ている。(怖い)だがいつもここで夢から冷めるのだ。
背中までびしょびしょに汗で濡れている
しかしその日はいつもと違った。シャワーを浴びるために洗面所に行くとシャワーが出っぱなしになっていた。「止め忘れたか?」しかし元を閉めたのに止まらない「壊れたかぁ💨」そお思ったが段々に水の色が変色していく赤くなっていくのだ「サビちまったかな💧」だがいきなり後ろの方で「ぼさっ」と何か落ちるような音がしたのだ。俺は恐る恐る後ろを見るが何もない。ほっとするが次の瞬間死んだ友達の声がしたのだ「何で俺だったんだぁ~」「あの日お前が誘わなかったら俺は死なずに済んだんだぁ~」俺はその場から逃げようとしたが体が動かず逃げられない。「あの日みたいに逃げられると思うなよ~」俺は声もだせないない…「お前も連れていく」そしてこの日俺と言う人間はこの世から消えた。
この友達が死んでから丁度1ヶ月後のことだった
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