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―――
ある時不思議な夢を見た
あんまり夢を見る方じゃなかったの、私
そんな私が見た不思議な夢は イケメンから逃げて 逃げて 白雪姫の旦那と駆け落ちする夢だった…;
実際目覚めたくなかったな~
―――――
「へぇ、じゃあ目覚めなかったら良かったのにな」
「む、なによ~ 目覚めなかったら寂しいくせに」
私の名前は 川野 梨南(カワノリナ)
彼女の名前は 戸町坂 香(トマチザカカオル)結構ボーイッシュな子で私の幼なじみ
だから朝っぱらから夢の話しをしたのにこの反応
「詳しく知りたがらないの?」
「夢なんか幻想 幻。そんなん聞いたって物価高騰が防げるわけじゃないもん」
「うっ現実的…」
「ねっ」
変に納得させられ…あ!
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