私とあなた

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「妄想は?!」 「はっ?!妄想…?……妄想は自由だからいんじゃないの…?」 良かった… 香にはまだ言ってないけど私妄想しちゃうんだよね… 小さなきっかけからどんどんどんどん 私から妄想取ったらロボットみたいなもんだよぉー あ、言ってないけど今は授業中 さっきから先生が狙ってるのは私たち そろそろ本気で授業しなきゃな… 「香!この話は休み時間に延期よ!」 「こっちの台詞だ」 見事同意をいただいたので授業の残り時間は真剣に先生の話しを… って聞けるわけがない もともと集中力が欠けてる私 いや集中力はあるけど妄想だからプラスにならないんだよね~ だがしかしどうにかこの授業の残り時間を楽しく 静かに 快く 過ごしたい そのためには妄想…。 ――…そうして始まる 授業を聞いているように見せかけて実は別世界にいますよ大作戦
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