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「ボールがっ!!」
えっ?
あっ!!
キャッチボールのボールが逸れてしまったのだろぉ…
砂遊びをしている私たちの方にボールが勢いよく飛んできた。
バシッ…
「なったん…?」
真実が心配そぉな顔で私の名前を呼ぶ。
「大丈夫だよ。」
私は笑顔を真実に返した。
パパと小さい頃からキャッチボールをして遊んでいた私は、とっさに素手でボールをキャッチしていた。
「大丈夫ですかぁ?」
稲葉クンとその友達が声を張り上げながら、こっちへ向かってくる。
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