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「さてと、進路はどうするかな………」
零やクラスメートは、ロングホームルームで進路希望を書く為の紙を貰っていた。
用紙には第一希望から第三希望まで書き込めるのだが、零には何か目指している職業は無く、せいぜい銃を触れる陸上自衛隊しか考えていなかった。
結局後日提出する事になり、帰る途中で深い溜め息をついた。
「ふぅ………。家に帰ったら何をするかな……?」
と、その時、道路の片隅に薬夾が落ちていた。
「モデルガンのものか………?」
零は弾のでない銃には興味が無かったので、モデルガンの方面は疎かった。
更に、点々と道路に血が付着していた。これを見て異常事態だと判断した。
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