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「気にせんでいい。
都は…?」
「まだ眠ってます。」
「ん…」
みやが起きた。
「都っ?!父さんやで!大丈夫か?!びっくりしたんやでっ?!火事見て倒れたって聞いて…」
その時みやが親父さんの後ろにいた俺に気付いた。
「きゃあああっいやああーっ!!出てって!!出てって!!
出てってよおぉっ!!
お母さんっごめんなさいっごめんなさいっあたしのせいですごめんなさいっ!!!」
「みやっ!」
「中西君ちょっとリビングおって?都取り乱して中西君見てこんなん言うてるから、ちょっと落ち着かすわ。」
「……
…………はい。」
パタン
俺はどうすることもできずみやの部屋を出てリビングへ下りた。
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