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「てか何でそんな楽しそうなの？勝手に相手決められてるのに…」
「ボクはねぇ～最初はヤダったけどサクラちゃん見て可愛いって思ったから」
照れる…。
思わず下を向いた。
「オレは人生何があるか分からないじゃん？オレがお嬢が好きになってるかもしれないし。もしかしたらお嬢と駆け落ちしてるかも」
ないよ……。絶対。
「ふーん」
「まぁヨロシク。てかさもう１人の候補者は？」
透がお茶をすすり終わった。
「嵐？何か婚約する気無いらしいよ。さっき来た」
「だったら最初っから来るなよ～」
ねぇ～。
私も思う。
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