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カスッ!
カスッ!
キーを回すがエンジンがかかる様子がなく、うんともすんとも言わない。
「やっぱバッテリーが上がったみたいッスね…。ちょっと待って下さいね。たしかブースターが積んであったはず」
そう言うと真人は自分の車に戻りトランクを開け、ゴソゴソとブースターを探し始めた。
真人が使っている車は、会社の軽ワゴンで、ドアには大きく会社の名前と電話番号がはっきりと書かれている。
数分後、ブースターを見つけ、女性の車へと戻った。
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