♯01 言葉の歌唄い//前編

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祈更(歌ですが朗読のように) 「僕が小さく 君を抱き寄せ 瞳を瞑り 他人の温もり 君がくれた言葉を奏でたい」 多夏 「お前、本当に歌良いのにな」 祈更 「……ん」 ★多夏 「ん、だけかよ」 ★愛芽 「多夏くんが言うの―?」 ★多夏 「うるせ―やいっ」 ★祈更(M) 「上手く言えない。言葉は本当に難しい。僕はどうしたらもどかしさを取れるんだろう?解らない」 愛芽 「祈更くん、愛芽ねっ祈更くんの歌だぁいすきなの!」 祈更 「……ん……別に」 ★愛芽 「もうっ、自信持たなくちゃダメだよ~!」 ★祈更(M) 「上手く伝えられない。自分の気持ちなのに」
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