練習

1/4
前へ
/20ページ
次へ

練習

「じゃあやろうか」 「はい!」 「ウリャーメーン、メンメンメンメンメンメンメンメンメ-ン、メーン」 「もっと声出してー!!」 「ウリャー。」 「ヤァー。」 「次は技。基本的な事したら次にいくよ。」 「はい!!」 さすがキャプテンだな。今まで一人でこの剣道部に残って練習してたんだから。 「ウリャー」 「メーン!」 「もっと早く!!」 このキャプテン一体... 「このへんでちょっと休憩とろうか。」 「各自、面とって水分補給するように。」 「はい!!」 5分後... 「姿勢正して面つけ!!」 「はい!!」 「次は軽く稽古するから」 「空くん稽古やろか。」 「あっ。はい」 「お願いします。」 「ウリャー。」 「ヤァー。」 スッ... 「攻めが早い...」 「ダーン。」 見事に空の面に昇の竹刀が当たった。 「空が打たれた。」 愛は驚いた。 「先輩、早いっすね。」 「いゃいゃ、そんなに早くないよ。」 「ほんと全国狙いましょうね。」 「そうだね。全国に行こうか」 「はいはい~今日の練習はここまで。」 先生が練習を止めた。 「!?」
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加