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練習
「じゃあやろうか」
「はい!」
「ウリャーメーン、メンメンメンメンメンメンメンメンメ-ン、メーン」
「もっと声出してー!!」
「ウリャー。」
「ヤァー。」
「次は技。基本的な事したら次にいくよ。」
「はい!!」
さすがキャプテンだな。今まで一人でこの剣道部に残って練習してたんだから。
「ウリャー」
「メーン!」
「もっと早く!!」
このキャプテン一体...
「このへんでちょっと休憩とろうか。」
「各自、面とって水分補給するように。」
「はい!!」
5分後...
「姿勢正して面つけ!!」
「はい!!」
「次は軽く稽古するから」
「空くん稽古やろか。」
「あっ。はい」
「お願いします。」
「ウリャー。」
「ヤァー。」
スッ...
「攻めが早い...」
「ダーン。」
見事に空の面に昇の竹刀が当たった。
「空が打たれた。」
愛は驚いた。
「先輩、早いっすね。」
「いゃいゃ、そんなに早くないよ。」
「ほんと全国狙いましょうね。」
「そうだね。全国に行こうか」
「はいはい~今日の練習はここまで。」
先生が練習を止めた。
「!?」
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