練習

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「姿勢正して面つけ!!」 「はい!!」 「伊達くんと美山さんは俺が元に立つからどんどん打ってきて。」 「はい!!」 「お願いします。」 「ウリャー!」 「ヤァー!メーン」 「そうそう、その調子で」 道場の扉が開いた。 「ガラッ...」 「先生こんちゃーす!!」 「こんちゃーす!!」 「こんにちはー今日もはりきっていくよー」 「はい!!」 「伊達くんと美山さんは明日から防具つけて練習してもらうわ。」 「えっ!?ほんとうですか?」 「えぇ、柱本高校との練習試合に出てもらわないと行けないから。」 「そうだね。試合に出てもらうためにも防具を着けなくちゃね。」 「まぁ話はこのへんで厳しくいくよー」 「はい!!」 先生の厳しい指導のもと夜19時まで練習をした。 「終わったー」 「疲れたー」 「結構いいかんじね」 先生が言った。 「そうですか?」 「私が見るかぎり柱本との試合は五分に近いわね。」 「ほんとうですか??」 「ほんとうよ。勝てるとは言いきれないけど負けるとは思わないわ」 「そうですか。この試合は負けたくありません。」 「私も負けてほしくないわ。だからこの一週間頑張りましよ。」 「はい!!」
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