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「春~!!女ほしいなら俺が紹介してやるぞ~」と悪魔のような誘いをもちかけてきたのは俺の先輩のヒデさんだ。
ヒデさんは俺の5歳上で俺に大工仕事のイロハを叩き込んでくれた先輩だ。
「遠慮しときます!!また説教は勘弁ッスよ…。」
ヒデさんは仕事の面では尊敬してる存在だがいかんせん女癖が悪い…。
しかも左手の薬指に光る物が。
そう…ヒデさんは結婚してる。
そして俺は以前ヒデさんの誘いで合コンに参加した事があるのだが女の直感とでもゆうか…。
ヒデさんの奥さんにバレやがったのだ。
しかもヒデさんだけならまだしも俺とタケまで奥さんの説教をくらった苦い思い出がある。
「何だよ~!!また合コンしようと思ったのによ~。」
「アンタまだこりてないのか…。」
ため息まじりに俺は心の中で思ったのだった…。
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