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ううっ、この顔に凄まれるとマジで怖いんだよ。
俺は悪いことしてないのに、なんで凄まれないとならねぇんだよ！
「お前が自分は魔法使いでないからと、拒否したいのはわかる。
だが、アレを放置するのは論外だ」
「でもさぁ、俺に何ができるってのさ。
俺がオヤジに似てるのは顔だけで、魔法使いとしての資質は引き継いでないんだよ？ それは京さんも知ってるだろ？」
「だからだ。
魔法が使えないからといって、お前が魔法使いの適正がないはずがない。そのお前だから預けられると、機関が決めたんだ」
機関、機関、機関！
俺が何を言おうと、機関の方が優先なのかよ！
なんで一般人な俺が、機関――世界魔法機関なんかに縛られなきゃならなねぇんだよ。
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