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私はじっとアメリーを見つめる。
尚美さんの話が本当なら、アメリーは元は人間で、鈴木尚美と言う名前。
――そしてナイトメアにより、ゲームオーバーになった人物と言う事になる。
……だとしたら、もう元には戻せないの?
『舞、どうしたの?
元気ない』
私の様子を見たアメリーは、不思議そうに首を傾ける。
私は再び画面上の、ミニアバター化したアメリーを見つめた。
なんだか心が痛む。
「……ね、アメリー。
鈴木尚美……この名前、聞き覚えない?」
私が尋ねると、アメリーは突如ハッとした表情になる。
『知ってる……!
でも思い出せない。物凄く気になるのに。……なんで?』
アメリーは考え込むように、その場にペタリとしゃがみこんだ。
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