【廃病院/頭脳戦】

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物凄く見たい。 が、しかし……一つ疑問が浮上。 「私が戦闘に参加したら、一撃でやられたりしませんか?」 私の問いに、杉浦さんは意地悪く笑う。 「今から戦うのは、Sランクだ。だが、その中でも上級クラス。 ……まあ、一撃で死ぬ可能性は十分あるな」 思わず肩がビクついた。 「か、可能性はあるなって……そんな」 杉浦さんは、私の発言の途中で割り込んできた。 「俺が勝つから、お前が負けようが関係ないだろ。……今回はな?」 確かに……それは一理ある。 杉浦さんが勝てば、神経機能は失われずに済むのだ。 「じゃ、割り込みたい奴は勝手に割り込め。ただし、俺はフォローは一切しないから」 そう言い捨てると、彼はゲーム機を操作しだした。
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