55人が本棚に入れています
本棚に追加
その言葉に零は軽く頷く。
「そうか‥‥、じゃあさっき話していた2人は花菱勝と大石堅か?」
「‥‥なぜそんなことを聞くんだ?」
零は訝しそうに聞き返す。
しかし男はそれを無視して続けた。
「3人は小学校から一緒だったんだな。そして今日ギルドの話をしていた。」
「‥‥‥。」
「‥‥黙ってるつもりか?まぁいいや。そー言えばあの2人の所にも俺の仲間が行ってんだ。」
「‥‥‥お前等は何が目的だ?」
すると男はニヤッと笑う。
「残念だが今はまだ‥‥な。」
「‥‥‥。」
こいつ‥‥強い。
見た目じゃわからないけど筋肉のバランスがかなりいいし。
それに‥‥‥この感じ。これがあの『力』なのか?
零は無意識に身構えていた。
最初のコメントを投稿しよう!