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その頃俺は教室で一人席に座りグラウンドを眺めていた。
俺の名前は花菱 勝、趣味は昼寝。
でもぼーっと外を眺めているのも好きだ。
ぼーっとしていると廊下から『ダダダッ』という足音と「勝ーー!」という大声が聞こえてきた。
俺は廊下の方に振り返った。
すると短髪で爽やか系の顔が現れる。
大石 堅だ。
堅は明るく、みんなからも信頼されている。
俺と小学校からの付き合いだ。
堅は俺の方に歩いてきて新聞の切れ端を見せてきた。
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