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「ギルド試験の内容はわかったけど対策はどーする?」
俺が聞くと今度は堅が答えた。
「まず基礎体力や筋力をつけて武器を手に入れる。」
「剣とか?」
俺の言葉に堅がうなずき、零が引き継ぐ。
「そして不思議な力を手に入れる。」
「「‥‥はい?」」
この話しは堅も知らなかったらしい。
俺と一緒にぽかんと口を開けている。
「この力は誰にでも手に入れることが出来て、ギルドの上位の人は持っているらしいよ。」
「へー、いい情報だね。でも誰に教えてもらうんだ?」
「それなら心当たりあるぜ」
堅の以外な一言に俺は驚いた。
堅はニヤリと笑ってから口を開いた‥‥‥『キーンコーンカーンコーン』チャイムがなった。
結局堅は口を閉じ、『また後で』と言って授業に向かった。
俺は堅と同じクラスなのでついていく。
零は違うクラスなので俺達とは別の方向に歩いて行った。
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