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「始まっちゃった。
早智恵?私は岡野さんに決めたよ。
番号交換ゲットした。」
夏奈子が女の顔をしながら戻って来た。
「ははっ…次は遊ばれないといいね。」
私は何故か頭の中がボーッとしてた。
「早智恵?酷いなぁ,って言うかあんた顔真っ赤だよ?
熱あるんじゃない?」
夏奈子が私のおでこに手を当てる。
その手からは消毒液の臭いがして仕事を思い出す。
「あっあのぅ…
はじめまして。」
結花ちゃんが夏奈子に声をかける。
「試合終わるまでご一緒させて貰ってもいいですか?」
結花ちゃんが恐る恐る夏奈子に聞く。
「あっ?別にいいけど?
私は夏奈子。
君は?」
そう言って2人は会話をしてた。
私は2人の話は上の空でただ1人だけ見つめていた。
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