*サチ*

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わたしは電話を切った後慌てて飛び出した。 「ワンッワンッ…。」 私の最愛の1人息子トイプードルの《プータ》がベッドで吠えてる。 私は気にとめないで部屋を出る。 <こうなる事は解ってた…。 私だってきっと違うと…。 貴方は眩しすぎた…そして…。> 私は寮を出てタクシーに乗る。 「お台場臨海公園…」 私は行く先を告げて目を閉じる。 <解ってたんだ。こうなる事は…>
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