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か『…そうだよね。そんな都合いい訳ないもんね』
仁『すべて現実だ…あとはかずやが受け入れて、前を見て行けるかだけなんだよ』
智『俺も仁も…俺等の仲間もきっとみんな、かずやの味方になってくれるから。心配しないで』
か『ありがとう。智久』
………俺は?
救急病院に着いて、かずやに精密検査を受けさせた。特に頭を重点的に診てもらった。
…記憶なくなってるし。
警察……連絡しないといけないのかな?
仁『なぁ、警察に届けないとだめなんだよな?こういう場合ってさ』
智『だよな。でも検査終わってから、かずやに聞いてからにした方がいいかもな』
仁『なんで?』
智『はぁ…あのなぁ💧今警察に届けて、保護される事になったとするだろ?そしたらかずやはどう思うと仁は思う?』
何言ってんだ?
かずやがどう思う?
智『分からないのか?あんなに怖がってんだよ?俺等が味方になるって言っときながら、知らない大人に押しつけたって思うんじゃない?だから説明してかずやの意見聞いてからのがいいって事』
さすが智久だな💧よく状況分かってる。
仁『じゃあ、検査終わるまで待ちますか』
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