816人が本棚に入れています
本棚に追加
もうすでにお昼近くになっていて、サーフィンする時間もすでにないに等しい。
智『なんか一息ついたらお腹空いてこない?』
たしかに💧
昨日の夜から食べてないもんな。
仁『かずやも腹へってんだろ?』
か『…俺は…いいよ』
振り替えってかずやを見れば、ランの頭を撫でながらさっきの電子マネーってやつをじっと見ていた。
お金の心配してるのか?
仁『かぁずやっ!』
あわててポケットにカードをしまって作り笑顔を向けてくる
仁『かずや、本当はどうなの?お腹空いてないの?』
か『うんっ。まだ大丈夫』
そう言いながら無意識にお腹を押さえてる
仁『遠慮したり、ごまかそうとしたりしてんなら…本気で怒るよ』
か『だって』
仁『だって…何?』
か『さっきの病院だっていっぱいお金かかったでしょ?さっき確認したけど、俺700ギルしかないんだもん』
ギル?
智『かずや、俺も仁もそんなに心狭いやつに見える?困ってる奴に手を差し伸べるなんて普通のことでしょ?逆の立場だったら、どう?』
か『俺も…仁たち助ける』
智『じゃあもう遠慮なしだよな?』
か『わかった…いつかちゃんと借り返すからね』
最初のコメントを投稿しよう!