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ガサッ (誰か…いる!?) 突然の物音に、自分以外居るはずがないと思っていた舞は酷くびっくりした。 音のした方を見ると、1人の男の子がそこに立っていた。 (誰…??) 「ごめん…驚かせちゃったね。僕の名前は本堂拓斗。今日からこの学校に通うんだ。君は??」 「あ…私は佐原舞です…。」 (本堂拓斗…あっ同じクラスの。見たことない名前だと思ったら、転校生だったんだ。) 「佐原さん??よろしくね!! ところで、よくここには来るの??」 「よろしく…お願いします。ここには1人になりたい時、よく来ます。めったに誰も来ないから。」
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